嘉治 佐保子


個人基本情報
氏名:
嘉治 佐保子 (かじ さほこ)
職位:
教授
研究室:
三田 新研究室棟
略歴:
1982 年:慶応義塾大学経済学部卒業、1984年:同大学大学院経済学研究科修士課程修了、同大学経済学部助手、1985年から1988年:アメリカ合衆国 The Johns Hopkins University 経済学部博士課程に留学、1988年から1989年:同国 Yale University 経済学部訪問大学院生、1991年:慶応義塾大学経済学部助教授、1992年:The Johns Hopkins University より Ph.D. in economics 取得、1999年:慶應義塾大学経済学部教授
最終取得学位:
Ph.D. in economics
The Johns Hopkins University
受賞学術賞:
義塾賞(2004年11月)
所属学会:
日本EU学会、日本国際経済学会、日本経済学会
教育活動
担当科目(2007年度)
[通学課程]
大学院:Open Economy Macroeconomics、 学部:Open Economy Macroeconomics (PCP)、研究会、Fieldwork (PCP)、Independent Study (PCP)
[通信教育課程]
該当なし
教育方針:
目的は自分の頭で考えることのできる人材を育てることにあるので、spoon-feeding ではない教育を心がけている。授業では積極的に質問することを奨励し、こちらからも無作為に学生を選んで質問し対話する。また英語の能力を高めること、できれば三ヶ国語に堪能になることを奨励している。
研究活動
専攻・研究領域:
国際マクロ経済学(open macroeconomics)、欧州経済、日欧を中心とした国際経済関係
現在の研究活動
研究課題名:
欧州経済の安定と民主主義の機能
途中経過及び今後の計画:
経済の安定と民主主義の機能の関係についてリスボン戦略の成否を中心に研究し、欧州連合から何を学ぶことができるか考察する。
主要業績:
以下を参照されたい。

http://k-ris.keio.ac.jp/Profiles/0030/0005959/pblc1.html

http://k-ris.keio.ac.jp/Profiles/0030/0005959/achv1.html

http://k-ris.keio.ac.jp/Profiles/0030/0005959/aact.html

閲覧者へのメッセージ:
欧州、とりわけ大陸欧州の経済・社会は、日本のそれと共通する点が多く、むしろ米国に比べると日本に近い面もあります。欧州経済の今後、そこから日本が学ぶべきこと、日欧関係を中心とした国際経済関係、この三点を中心に研究を行っています。
学生の皆さんの中には気がついていない方も多いように見受けられますが、日本をとりまく国際環境はますます厳しいものになってきています。大学を卒業するまでに、自分なりの見方・考え方を身につけることが、将来、仕事があるかどうかを左右することもあります。「自分で考え、自分で選んで、その結果は自分で責任を取る」というのが、慶應義塾の伝統の一つです。日本全体が自己責任の原則を徹底させるという課題に直面している中で、皆さんには是非、率先垂範する立場にたっていただきたいと思います。
なお、大学院で指導教官として嘉治を指定する学生は、修士・博士を問わず、入学試験以前に、これまでの研究成果と今後の計画およびメールアドレスを明記した上で三田研究室宛に送付してください。